あさがほに我は飯くふ男かな(2015/7/8)

(あさがおに われはめしくう おとこかな)
これは、芭蕉の句です。事情を知らないと意味不明の句です。
この句には「角が蓼蛍(たでほたる)の句に和す」という前書きがついています。
其角の「草の戸に我は蓼くふ蛍かな(虚栗)」という句に和して作句されました。
私は、蓼蛍の句の其角のように脱世間的な人間ではなく、朝顔を見て飯を食うような
平凡な男です。という意味のようです。
あさがほ

あさがほ